カメラが教えてくれた、人生の深さ

カメラが教えてくれた、人生の深さ

皆様こんにちは。角田顕一です。

今日は、私がカメラを通して感じる「人生の深さ」について、少し綴ってみたいと思います。

若い頃の私は、目の前の仕事をこなし、忙しさの中で毎日を走り続けていました。

立ち止まることより、前へ進むことの方が大切だと思っていたのです。

けれど年齢を重ね、カメラを手にしてから気づいたことがあります。

人生には、急いでも見えないものがある。

それは、朝のやわらかな光かもしれません。

風に揺れる花びらかもしれません。

あるいは、隣で笑う家族の表情かもしれません。

カメラは、それらを見つけるための道具でした。

写真を撮るとき、人は自然と立ち止まります。

しゃがみ込み、角度を変え、光を待ち、じっと見つめます。

その時間は、ただ景色を見ているようで、自分の心を見つめている時間でもあります。

「私は何に美しさを感じるのか」

「何を大切に思っているのか」

「今、どんな心で生きているのか」

一枚の写真には、撮った人の人生がにじむように思います。

若い頃には派手な景色に目を奪われました。

けれど今は、道ばたの小さな花や、使い込まれた椅子、夕暮れの静かな空に心が動きます。

それはきっと、私自身の心が変わってきたからでしょう。

年齢を重ねることは、失うことばかりではありません。

物事の味わい方が深くなり、小さな幸せに気づけるようになる。

それもまた、人生の豊かさなのだと思います。

これからもカメラを片手に、急がず、飾らず、その時その時の心を写していきたいと思います。

また次回も、のんびり綴ってまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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